11/30~12/3 長野県・ビックハット
コンパルソリー、オリジナルダンス、フリーダンス、全てにおいて1位のマリー=フランス・デュブレイユ/パトリス・ローゾン組(カナダ)が圧勝。しっとりとした大人の演技で今季も観客を魅了した。
ロシアの若手、ヤナ・ホフロワ/セルゲイ・ノビツキー組は、フリーのプログラムの「恋のアランフェス」でスピーディーなリズムに乗って観客から手拍子を集め、2位に入った。3位にはアメリカのメリッサ・グレゴリー/デニス・ペチュホフ組。
フリー最終滑走の高橋大輔が冒頭の四回転ジャンプを鮮やかに決め、その後も次々とジャンプを着氷。終盤のステップでは観客を盛り上げて、パーソナルスコアで優勝を果たした。
織田信成、小塚孝彦もそれぞれパーソナルスコアを出して織田が2位、小塚が3位となって表彰台を独占した。
02、03年世界選手権チャンピオンの申雪/趙宏博組(中国)が優雅でダイナミックな演技を披露して観客を魅了、貫禄の優勝を果たした。
トリノ五輪銀メダルの張丹/張昊組(中国)が2位、3位にはカナダのマルコー・ブンタン組が入った。
ショートプログラムで首位にたった浅田真央は、フリー冒頭のトリプルアクセルをランディングを乱しながらも着氷。最後の連続ジャンプも決めると、ようやく笑顔がこぼれた。合計199.52点で浅田が優勝を果たし、2位には村主章枝、3位に中野友加里が入った。
<Text/Photo Miwa MORI>