12/3~12/6 東京・国立代々木競技場第一体育館
約2ヶ月に渡って転戦したグランプリ(GP)シリーズが、東京のファイナルで決勝を迎えた。
ファイナルに進出できなかった浅田真央(中京大)不在の女子シングルは、キム・ヨナ(韓国)と今季好調の安藤美姫(トヨタ自動車)の2人に注目が集まった。安藤はショートプログラム(SP)66.20点で首位に立ち、GPファイナル初優勝を狙ったが、フリーでキム・ヨナに逆転を許し2位に終わった。しかしながらバンクーバー五輪選考基準をみたして、3枠ある日本代表に一番乗りを果たした。
男子は世界チャンピオンのライサチェック(アメリカ)が優勝し、織田信成(関西大)は2位となりバンクーバーへの切符を手に入れた。怪我からの復帰で期待された高橋大輔(関西大学院)は5位だった。
ペアは、今季復帰を果たした中国のシェン・ツァオ組が優勝。アイスダンスはGPシリーズ2勝のメリル・デービス/チャーリー・ホワイト組(USA)が、スピーディかつドラマチックな構成でファイナル初優勝を果たした。
<Text/Photo Miwa MORI>