4月19～22日 東京・国立代々木競技場第一体育館

　震災の影響で延期となっていた世界フィギュア国別対抗戦が東京で開催され、今シーズンの成績により日本、アメリカ、カナダ、フランス、イタリア、そしてロシアの計6カ国が参加し、各競技の順位で総合ポイント数を競った。開催二回目を迎えた今大会では各国の応援合戦にも一層熱が入っていた。

　新しい試みでもあるこの国別対抗戦はソチ五輪で正式種目となる「フィギュアスケート団体戦」に向けての布石になる大会。フィギュアスケート各競技がバランスよく強化されることを目的とし、競技全体の活性化と発展を促進する意図も担っている。

　優勝は日本チームで総合ポイント数は55点だった。次回の五輪前哨戦ともなる第三回大会も東京での開催を予定している。

<Text / Photo　 MIWA MORI>