4月20~23日
東京・国立代々木競技場第一体育館
フィギュアスケートの世界国別対抗戦が4月20日から4日間に渡り国立代々木競技場第一体育館で開催され、3月の世界選手権で王者の座に返り咲いた羽生結弦(ANA)らを擁する日本チームが、合計ポイント109点で3大会ぶり2度目の優勝を果たした。
羽生はショートプログラム(SP)ではミスが重なり7位に沈んだが、フリーでは4つの4回転ジャンプを決めるなど圧巻の滑りを見せて堂々の1位。世界選手権2位の宇野昌磨(中京大)もSP1位、フリー2位とポイントを稼ぎ、国別対抗戦のチーム優勝に貢献した。
この国別対抗戦には今季の国別世界ランク上位6か国、カナダ、ロシア、アメリカ、日本、中国、フランスが出場し、各カテゴリーの順位ポイント合計で団体戦を競った。世界女王エフゲニア・メドベージェワが活躍したロシアが合計105ポイントで2位になり、総合力のアメリカが合計97ポイントで3位に入り表彰台に上がった。
~ ユーラシアスポーツ12号より抜粋 ~
Text: Satoko YAMANARI Photo: Miwa MORI