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2009 国際ジュニア体操

2009.9.22~23 神奈川・横浜文化体育館

 今年で19回目を迎える 2009国際ジュニア体操競技大会が横浜で開催され、13カ国からトップジュニアアスリートが参加し、二日間にわたり個人総合と種目別を競った。

 女子では、ロシアのヴィクトリア・コモヴァ選手が難度の高い技を着実に決め、他の選手との差を大きく広げて優勝。1995年生まれの14歳で、昨年は国内選手権で個人総合、平均台・跳馬・床で優勝を飾るなど、もっとも期待される若手の一人。ロンドン五輪では17歳、有力なメダル候補として期待される。2位には、笹田 夏実、3位にはアメリカのブリレイ・カサノバ。

09-jr-001.jpgヴィクトリア・コモヴァ (RUS)

09-jr-031.jpg個人総合優勝の吉岡 知紘(左)と、種目別二種目優勝の瀬島 龍三(右)

 男子では、吉岡 知紘 選手が要所での着地を確実に決めて優勝。2位には 横山 聖、3位にはアメリカの ジョン・ウィリアム・オロズコ。種目別でも、跳馬以外の5種目の優勝を全て日本選手が飾り、日本ジュニアの層の厚さを見せつけた。

 日本の体操の「質の良さ」は、世界に比べて抜きんでている。
北京五輪後に有力選手達が抜けたとしても、それをすぐに取り返せるだけの土壌があると言えるだろう。

<Text/Photo MIWA MORI>

09-jr-033.jpg吉岡 知紘 1st09-jr-034.jpg瀬島 龍三09-jr-039.jpg横山 聖 2nd09-jr-029.jpgDAVID BELYAVSKIY RUS 4th09-jr-028.jpgDAVID BELYAVSKIY RUS 4th
09-jr-008.jpgVIKTORIYA KOMOVA RUS 1st09-jr-006.jpgVIKTORIYA KOMOVA RUS 1st09-jr-025.jpg笹田 夏実 2nd09-jr-009.jpgBRILEY CASANOVA USA 3rd09-jr-011.jpgRALUCA OANA HAIDU ROM