体操 JAPAN CUP 2010
2010.7.3~4 東京体育館
第2回を迎えた体操JAPAN CUPは、来年の東京での世界選手権に向けて、同じ東京体育館で予行さながらに開催された。
男子は、日本、アメリカ、ドイツ、韓国、ロシア、ルーマニア、フランス、イギリスの8ヶ国で争われ、日本は、昨年の世界選手権で初優勝した内村航平(日体大)を筆頭に、安定した演技を披露して276.100点をマーク、2位のドイツを大きく引き離し2連覇を飾った。
3位はアメリカ、以下はイギリス、韓国、ロシア、フランス、ルーマニア。
個人総合でも、内村航平が6種目中5種目トップの成績で他を寄せ付けずに圧勝。山室光史が2位、キム・スミョン(韓国)が3位。ロシアのベリャフスキーは4位。
女子は、ロシア、韓国、ベトナム、日本の四カ国で争われたが、昨年に引き続きロシアからはエースのアリヤ・ムスタフィナらが出場し、43年ぶりに日本女子世界選手権個人総合銅メダルを獲得した鶴見虹子(朝日生命ク)とともに注目を集めた。
ムスタフィナは、2007年横浜での国際ジュニアに12歳で出場し、当時より高い身体能力に注目が集まっていたが、現在は15歳となり今年の世界選手権ではいよいよシニアデビューを果たす。今大会では平均台の落下が響き、57.100で3位に終わったが、代わりに同じロシアのクセニア・アファナセワ(18歳)がミスのない演技で優勝を飾り、ロシアの層の厚さを見せつけた。
優勝したロシア (左からデメンティエワ、ムスタフィナ、アファナセワ、ナビエワ)
鶴見は57.750で2位だった。
女子団体でもロシアが173.850点で優勝、日本は169.850点で2位。
今大会ロシア女子はほぼベストメンバー、世界選手権前哨戦ともなる内容だったが、塚原日本女子監督は、「ロシアとの点差は大きく感じる」と世界選手権に向け、改めて身を引き締めていた。
<Text/Photo Miwa MORI>
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