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2006 世界バレーボール選手権

10月31日~12月3日


 三大大会(オリンピック、ワールドカップ、世界選手権)の一つ、四年に一度の世界バレーが日本で開催された。女子大会は10月31日から11月16日まで、日本各地で熱い戦いを繰り広げた。

 ロシア女子は一次予選、北海道でアテネオリンピックの覇者中国を破り4戦全勝 !
二次予選は会場を大阪に移し、3勝1敗で決勝リーグへ2位通過。唯一落としたブラジル戦は攻守の要シャチコワを怪我で欠き、ミスも多く、ロシアの完敗だった。

 決勝リーグ初戦は前回優勝国イタリアに完勝し、いよいよ優勝決定戦 !!二次予選で敗れたブラジルとの戦い。
 1セットはロシアのミスで大差でブラジルが取り、2、3セットはロシア、4セットは再びブラジルが取り、ファイナルセットへ。手に汗握る攻防でどちらが勝ってもおかしくない試合だったが、ロシアの勝ちたい気持ちが勝ってか、旧ソ連以来16年ぶり、ロシアという国としては初の栄光に輝いた !!

 ロシアの大砲ガモワ、サーブ絶好調のゴーディナ、そしてチームの要シャチコワ・・・コート上ではチーム全員が喜びを体全体で表現していた。

北海道大会 (一次予選)

対 メキシコ   3-0
対 アゼルバイジャン  3-1
対 ドイツ   3-1
対 中国   3-1
対 ドミニカ共和国  3-1

大阪大会 (二次予選)

対 プエルトリコ  3-0
対 オランダ   3-0
対 アメリカ   3-0
対 ブラジル   1-3

セミファイナル

対 イタリア    3-0    25-19 / 25-16 / 25-20

ファイナル

対 ブラジル   3-2    15-25 / 25-23 / 25-18 / 20-25 / 15-13

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女子ではロシアが優勝したため、男子も期待されたが、一次予選突破したものの二次予選にて3位となり、5-8位決定戦へ。
イタリアには敗れたが、高さで日本に勝ち、結果7位にとどまった。


<Text/Photo SACHIE KIKUCHI>